どうも、かずのこ(@roomliveman)です!
僕は自他ともに認める引きこもりです。
仕事などのプレッシャーに負けてしまい、落ち込んだ状態になってしまうとテコでも動かない状態に。
正直に言うと、まともな職に就いて毎日働くことすらできないということに強いコンプレックスを持っています。
もしかしたら働けないのは今だけかもしれない。でも、今後はもっと酷くなる可能性だってある。
しかし、いつまでも親に頼りっぱなしでは破滅してしまうのは目に見えています。せめて自力で飯を食えるくらいにはなりたい。
普通に仕事に行くことすらままならない引きこもりが、人並みの稼ぎを得ようとしたらどういった道を選べるのか?
そう考えたときにとても興味深い書籍を見つけました。今回参考にしたのはこれです。
就職を考えている若者の過半数が「なんで決まんないのかなぁ」と悩み、決まっている人も大喜びできず、「これでいいのかなぁ」と半信半疑。苦労の末に入った会社なのに、しんどすぎて、すぐにでも辞めたい。チャンスを一回逃したら「新卒」と呼ばれなくなって、さらに厳しい。転職活動はこれまた輪をかけて厳しい――。
何かヘンです。
明らかに、何かがズレています。
「愛されニート」って、なんだ
この本を読んでいてまず真っ先に気になったのが「愛されニート」というワード。
夢が広がってくるわ!
「弟は”愛されニート”なんです」
なんてセンスがいいんでしょう!世紀の名ゼリフですから、ぜひ覚えてください。
弟は年じゅうお姉ちゃんの機嫌をとっているわけではないようです。でも、家では必要最低限の奉仕活動をしながら、迷惑にならないようにしています。彼女の方も、二万円の維持費しかかからないなら、弟はべつに働かなくてもかまわないと思ってる。
この生き方が正しい・正しくないという話ではなくて、こういった生き方だってできるんだということを知るだけでも充分。
生き方や働き方ってのは、自分が知らないだけで多種多様なんだな~って感じられます。
ある意味、母の庇護のもと家事手伝いで満足のいく暮らしをさせてもらってる僕も「愛されニート」という生き方を実現してしまっているのかもしれない。
「お手伝い」という働き方がある
僕はひとつの会社に何時間も拘束されて働くことはできない。身体がすぐにダメになってしまうから。
そうすると、拘束されず自分のペースから始められる仕事が良いと思った。
実は今も、人のお手伝いをしてお金をもらっています。その金額というと1人で生きていけないほどではあるんですが、僕はここに可能性を見出しています。
だってこのお手伝い先が増えたら、それだけ収入をもらえる先が増えるってことでしょう?
僕の頭はシンプルにそう捉えました(笑)
すべての仕事が「お金を稼ぐためだけのもの」ではない
そう考えたらお手伝いをすることってなんだかステキなことに思えますよね。
たとえ無収入でも、むしろ赤字になったとしても、そこから何につながるかはわからない。
お金の代わりに、信頼などの見えない報酬が得られているかもしれませんしね~!
草刈りボランティアから初めて、しっかりとした稼ぎを得られるようになった人の話を思い出しますね。
「三つのC」とは
この本で紹介している働き方の完成形を、著者は「三つのC」と表現しています。
詳しいことは読んだ方が分かりやすいので、ここではどういうことを言っているのかだけ。
人間の値打ちは三つのCで決まる ――― これが最近の僕の考え。
「コンテンツ」と「コミュニティ」と「キャラクター」の三つです。
スキルや持っている考えをコンテンツとして、最初は誰もがコンテンツからしか始められない。
そのコンテンツを見込んで集まった人たち、またはコンテンツを習得するための場がコミュニティ。
そして個人のキャラクターが認識されることで、信頼を得られる。
なかなか面白いですよね、どれが欠けても「お手伝い」で生きていくのはしんどそうです。
一番のポイントはキャラクターだそうで。でもそのキャラクターまでには、必ずコンテンツとコミュニティを経ていかないといけないようです。
これ自分もできてきてるんじゃないかな・・・とひそかに思っているのはヒミツ。
生き方や働き方は自分で選ぶことができる!
まず大前提として、人には適材適所があります。
つまりは「必ず自分に適した働き方・合わない働き方がある」ということ。
週40時間以上の勤務が当たり前の会社員。その働き方が向いている人もいれば、向いてない人もいるってことです。
僕は1年かそこら、会社員として働いた経験がありますが、まぁ無理でした!
でもだからと言ってそれだけで社会不適合かと言ったら、そんなことはない。
必要とされる引きこもりやニートが最先端を行く
僕は紹介した本に書かれている通り、三つのCを活用した「お手伝い」ができるようになればいいなと思っています。


それが軌道に乗るまでは今のまま「愛されニート」でいさせてもらうことにはなるけど・・・親にはホント昔からずっとお世話になってます。
いつの間にか始動していたこれはもはや、働き方というより”生き方”という方が近い。
でもそういった生き方があるんだ!と知れただけでも何だか嬉しくなってきちゃいますよ。
今後どういった生き方をしていくことになるのかは分からないけど、自分に嘘をつかず正直に生きられる方法を身に着けたいものですね。
『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』引きこもりやニートは読むべき
他にもこれからの仕事の移り変わりや、評価経済の話が書かれていました。
「人間一人の維持費はペットと同じ月二万円」とか、目次を見るだけでも興味深くなってきますよ。
新しい考え方を取り入れられます。おすすめ!