AIやWEBサービスがどんどん開発されている現在、一番効率よく確実に稼げるのは「フリーランスのエンジニア」だと言われています。
でも、ただプログラミングができるだけだと、会社にいいように使い潰されるブラックな働き方しかできません。
今回は、エンジニアとして確実に稼げるようになる方法を、現役のフリーランスエンジニアの方にお聞きしました!
- プログラミングの経験がゼロ(初心者)
- 着実に稼げるようになりたい
- 会社で消耗したくない

お話を伺ったのはフリーエンジニアの森英一さん
- クラウド,インフラ関係で活躍するフリーランス
- いつ働くかは本人の自由、家から出なくても生きていける暮らしを実現させている
- 会社員生活18年のうち15年間コードを書き続けたベテラン!
森さんが運営するエンジニア系サイト→「あなたのCTO」
それでは月90万を稼げるエンジニアになるためのステップを聞いていきましょう!
もくじ
「未経験から月90万円稼げるエンジニアになる7つのステップ」を現役フリーエンジニアに聞いてみた

ステップ1:とりあえずプログラミングの勉強をしてみる
エンジニアになろうとすればプログラミングを学ぶ必要があるけど、そこまで不安になることはない。
現在はプログラミングを勉強するハードルはかなり低く、離れたところでもネット通話を介して学べるプログラミングスクールはとても多いんです。
- 最短4週間でオンライン受講可能な「TechAcademy
」
- 1ヶ月短期集中型で継続率No.1「WebCamp
」
- 月々の料金で好きな教材を学び放題「
エンジニアスクール」
※すべて無料体験あり

二の足を踏んでいては何も始まらない。ということで、まずは軽い気持ちでプログラミングに触れてみることがオススメですね。
無料だと「ドットインストール」「protage」など自分のペースで進められるサービスもあって、最初のハードルはかなり低い。
ちょっとだけ触れてみることから始めてみましょう!
ステップ2:自分がプログラミングに向いているかどうか判断する
しっかりプログラミングを学んでいれば、仕事の方法について分かるのは3か月といったところ。
そこまでやって、改めて自分がプログラミングに向いているかどうかを判断するべきだという森さん。

月に90万円も稼げるようになるには、イヤイヤやっていても届かない。
無理だと思うなら、別の道を探索するのもいいんです。
逆に「自分はプログラミングを1日中やっていてもまったく辛くない」と思ったなら、90万円までの道はすでに開けているといっても過言ではないですね。
ステップ3:サービスを作っている会社に入り、実践経験を積む
ステップ3は、プログラミングを活用してサービスを作っている会社に入り、エンジニアとして実践経験を積むというもの。
実践経験を積めるなら、派遣でもなんでも良いそうで。
手っ取り早くステップ1,2,3をこなしたいなら、プログラミング研修,正社員就職を無料でできる「エンジニアカレッジ」を利用するという手もあります。






同じ仕事を繰り返しているだけだと、プログラミングスキルはそこで停滞してしまい、より高度な技術を習得することができなくなるのだとか。
単価の高い仕事は、高い技術を持った人のところにやってきます。
よりスキルを磨くためには、停滞するのは危険だということですね。

ステップ4:自分が学んだことをアウトプットする
ステップ4は、ステップ3と同時進行していくことだそうです。
自分で学んだことをウェブサイトでアウトプットすれば、よりスキルアップに繋がるのだそうです。


発信媒体はブログがおすすめ。
無料ブログでもいいけど、WordPressを使えばCSSやPHPなどの言語を使う機会があるので、非常に勉強になりますよ。
ステップ5:ブログやコードを公開するサイトを駆使して仕事を得る
ステップ4を続けていくと、クライアントになり得る人がブログを見に来てくれるようになります。
ステップ5の目的は、あなたが書いたコードを見た人に「仕事を依頼したい!」と思わせること。
会社経由ではなく、自分自身の実力を見定めたうえで仕事の依頼をもらうことは、フリーランスとしての第一歩と言ってもいいでしょう。




他にもQiitaやteratailなど、プログラミングの知識を共有するサイトもあります。
コードを公開すると有志が改善案を教えてくれることもあり、レベルアップにつながります。
また、仕事を依頼したいと考えている人が、エンジニアを探しに来ることもあるのだとか。
森さんは過去のクライアントに「GitHubのアカウントを教えてください」と言われたこともあったそうなので、エンジニアならコードを公開できるサイトは必ず登録しておくべきですね。


コード公開サイトにはおもしろいプログラムを載せている人がいるので、眺めているだけでも面白いですよ。
今からでもぜひブックマーク登録しておいてください。
ステップ6:会社と提携して本格的に仕事をとってくる



取引先を個人から企業へ。
ここまでこれたら、かなり稼げるようになってきているはずです。
月90万円まであと少し!いよいよ次で最後のステップです!
ステップ7:会社と契約する


ここで大事なのは、会社と契約するというのは雇用されるということではありません。
先ほども登場した「レバテックフリーランス」などの会社を経由して、請負契約・準委任契約などの形式で契約をするということです。
請負契約・準委任契約とは?
月90万円を稼ぐ最後のステップとして、どういう仕事の仕方をすればいいのかをかならず理解しておく必要があります。
なので、ちょっと難しいけどここは知っておきたいですね。
請負契約とは、民法第632条に規定されている契約の形態です。請負契約のポイントは、仕事を完成することを約する契約であるということです。
受注側には仕事を完成させる責任があります。そのため、受注側から一方的に契約を破棄することはできません。準委任契約とは、民法第656条に規定されている契約の形態です。準委任契約のポイントは、業務を処理することを約する契約であるということです。
受注側に仕事を完成させる責任はありません。
しかし、業務を委託されるということは、専門家として業務を委託するに足る知識や経験を持っていることが背景にあり、プロフェッショナルとして一般的に期待されるレベルの注意を払うことへの期待が含まれます。
もうちょっと簡単に言えば
- 請負契約は、ひとつの仕事を完成させることで報酬が支払われるもの
- 準委任契約は、定められた仕事を継続して処理し続けることで、定額の報酬が支払われるもの
というわけです。
請負は単発、準委任は継続と覚えましょう。
森さんは会社員時代、請負契約した会社までパソコンを持ち込んで通っていたことがあるそうです。
会社員とはどう違うの?




なぜ「フリーランスは会社員の3倍稼げ」なのかというと、会社に所属していたら年金や健康保険料など、会社が負担してくれる分もすべて一人で支払わなきゃいけないからなんですね。
- 会社で30万円稼ぐ
- フリーで90万円稼ぐ
どっちが簡単そうかと考えたら、少し分かってもらえるんじゃないでしょうか?


フリーランスエンジニアになって思ったこと「お金じゃなく、働き方で選べ」
今回紹介したステップはたしかに月90万円を稼げるステップではあるけど、誰もが必ず到達できるものというわけではありません。
ひたむきに進み続けることができたらそのレベルにはなれる。
でも本当にあなたがやりたいことは何か、先に考えてみましょう。

「出勤がどうしても嫌ならリモートワークが可能な会社を探す」といったように「働き方」を優先した方がいいと森さんはおっしゃいました。
本当にやりたいことは、90万円を稼ぐこと?理想の暮らしをすること?
お金にとらわれすぎていると、本当にやりたかったことが見えなくなります。
会社に属した経験がありながらも、最終的にフリーランスの道を選んだ森さんの言葉には重みがありました。
本当に稼げる?今からプログラミングを学ぶメリット・デメリット


ということで、プログラミングを学んで仕事をするメリットを改めて聞いてみました。
メリット
- ウェブ系のプログラマーは、現在も引く手数多である
- PHP・Rubyでウェブサービスなどを作れるとなお強い
- エンジニアとしての仕事単価は5万~10万円と高い
- フリーランスで好きな時に働いても十分食っていける
- 自分でサービスを作れるレベルになれば月収90万も夢じゃない
なるほど、IT系はブラック企業のイメージが多いけど、実力があればフリーで働くことも十分可能であるし、高給取りになることも夢じゃないようですね。
今度は反対にデメリットを聞きました。
デメリット
- クライアント側の状況で振り回されやすい
特に「これを完成させてください。単価は○○円です」のような形式は次々に要求が変わる。 - お互いに意識合わせをしないといけない
- クライアントとの交渉能力に乏しいと仕事にならなくなる
デメリットは仕事の内容によるものが大きいようです。
自分がやる仕事・報酬をしっかり線引きしておかないと、消耗することになるのは自分です。





プログラミングは「ひとりで黙々とやっているイメージ」が強いけど、実際のところエンジニアはコミュニケーション能力が必須のようですね。
クライアントの求める仕事をこなすためには、作りたいものがどんなものかを把握する必要があります。
コミュニケーション能力に自信がない人でも大丈夫!森さんも最初は苦手だったようですが、数を重ねるごとに慣れていったそうですよ。
接待をするわけではなく、必要なのはあくまでビジネスライクなコミュニケーションということです。
フリーランスエンジニアQ&A
フリーランスエンジニアである森さんに、いくつか質問をしました。
初心者でもわかりやすいように答えていただきました。
Q.フリーエンジニアの単価が高いのはなぜ?




プログラミングは言語の種類がたくさんあるけど、どれを学べばいいの?





Q.エンジニアとして仕事をするうえで気を付けるべきことは?




Q.どうして自分でサービスを作れるエンジニアが強いの?


- コードを書けるようになりました
- Facebookを作りました
には大きすぎる差があるのは分かるよね?


月90万円を稼げるエンジニア目指して、ステップアップしていこう!
森さんは優しく初心者にもわかりやすい説明をしてくださいました。
仕事に対するプロ意識を持っていて責任感もある、とても信頼できる人物です。
「月90万円稼げるまでのステップ」も流れとして非常に説得力があり、この通りに歩んでいけば確実に稼げるエンジニアになれそうです。
【ステップまとめ】
- とりあえずプログラミングの勉強をしてみる
- 自分がプログラミングに向いているかどうか判断する
- サービスを作っている会社に入り、実践経験を積む
- 自分が学んだことを発信する
- ブログやコードを公開するサイトを駆使して仕事を得る
- 会社と提携して本格的に仕事をとってくる
- 会社と契約する
「フリーランスエンジニアでガッツリ稼ぎたい・・・」と考えてる人は、ぜひ森さんの教えを参考にしてみてください!