どうも、かずのこ(@roomliveman)です!
僕の父はザ・日本の会社員といった感じの人で、現在は少し離れたところに住んでいます。
僕が24歳になっても、いまだに過保護なところがある父ですが、先日とうとうこのブログのことまで口を出してきました。
なぜ父は息子のブログを逐一確認して口を出そうとするのか、なぜその行為に対して僕は強い反感を持つのか考えると、その理由が判明しました。
父の行動から、子どもにどのような影響があるかを息子目線で語ります。
自発的にやっていることまで口出しされてたまるか!
僕は引きこもりでニートです。当然父はそれを認めていませんでした。
「今自分が頑張ってできることを一生懸命になってやっている」と伝えて、無理やり納得してもらっている形です。
そんな父に僕がブログをしていることは伝えていなかったのですが、Facebookをたどってこのブログを見つけたようです。
おおむね好印象だったようですが、先日とつぜんLINEを使って意見をしてきたのです。
ぼくは「自分のブログにまで父の監視の目があるのか」とついカッとなってしまい、反抗的な態度をとりました。
すると、父は拗ねたのか、はいはい君も早く自立できたらいいね。とくるわけです。子どもか!
父は昔から心配性で過保護だった
ぼくが父に反抗的なのは、これまでの積み重ねが原因です。
父は僕が間違った道を進まないように、ぼくが幼いころからあれこれ道を用意してきました。

口癖のようにこんな言葉を投げかけられるたびに、幼かったぼくは従ってきました。
おかげで人の道を外れるような真似はしなかったけど、最終的に父が思っていたような人間には育ちませんでしたね。
父が育てたかった人間像
ぼくの父は”ちゃんと会社へ行って、頑張って働いて、親の言うことをしっかり守る”人間に育て上げたかったようです。
父がこれを見たら「それは違う」と答えると思うけど、小さい頃から育てられてきたぼくはそう感じています。
父の言う通りに正しい人生を歩めず、不登校になったり引きこもったりしている自分をずっと責めていました。
そして、父は本当にぼくのことを思って言っているのかと疑問に思い始めたんです。
父の間違った子育て方法1:過度な心配性
心配性の人がおせっかいをかけるのは、自分が不安になるからです。
心配性の人は、見ていて危なっかしいと思うとすぐに口を出してきます。
相手のことを思ってではなく、自分が不安になるのが嫌だから、なるべく安全で何事もないような道に矯正しようとするんです。
矯正された方の意思は関係なく、ただ安心したいから、危ないと思う道から遠ざけるんです。
「お前のことを思って~」
それは嘘。
僕のやりたいことは、この言葉の前に否定されてきました。
小さい頃からそんな育て方してると、人に言われないと行動できない人間に育ちますよ。
父の間違った子育て方法2:正論で言い負かそうとする
僕は、父の口出しに反感を覚えながらも、反抗することができませんでした。なぜなら、それが正論だから。
正論には何を反論しても、正しさの前に捻り潰される。
そんな父の正論を前にして、僕は精神的にやられていました。
周りが就活をしている時期だったら自分も就活をしなければならない、大学を卒業したら定職についていなきゃいけない。
そして、社会に一度出たなら、親に依存せず自立していないといけない。
一般社会で言えば正しい。そうやって暮らしている人が大多数だから。
でも、おかしくないですか?
そうじゃない人生は正しくないと言ってるようなもんですよ。
ぼくの人生や人格は否定されているんでしょうか。
親の背中を見ずに生きていたっていいじゃないか
なぜ大人になったぼくが未だに父に翻弄されているのかというと、理由があります。
幼少のころから過保護に育てられ、自分で道を選ぶことができない人間に育ってしまったからです。
ストレスを感じると引きこもってしまう体質なのもあって、よけいにしんどい思いをしました。
でもね、ぼくは父を安心させるために生きているんじゃない。
無気力だったけど、自分なりに色々行動してきたらブログに出逢えました。
今は実家にいながら、自分ができる一番良い生き方を模索している最中なんです。
一般社会的に受け入れられないものだとしても、父には何も言わないでいてほしいと思っているんです。
いまこそ自分のために生きよう
「いままで父の言うことに従っていて、自分で選んだ道じゃなかったんだ!」と言っても意味がありません。それでも僕の人生であることには変わりないんです。
だからこそ、僕はもう誰かのせいにしたくない。
自分で探し、自分で選択する道を選びたい。
お前は良い子だからというまやかしはもう聞き入れません。
この引きこもりニートの時期が終わったら、父の目や声が届かない場所にもう一度行きたいと思います。
どこかで見ましたが、無理に受け入れようとしなくても、環境から離れてしまえばいいんです。
そのために早く心身ともに回復して、ひとりで生きていけるようにならなきゃね。
父さん、僕はもう24歳だけど、未だにこんなガキみたいなことばかり言ってて申し訳ないと思っている。
でも、もう僕の前に立ちはだかったりしないで、ほっといてほしい。
父さんに認められるために行動することはもうしないんだ。
まとめ
この記事で言いたいことをまとめるとこうです。
- 心配性なのは自分が不安だからでしょ、やりたいようにやらせてあげて
- 世の中に絶対正しいことなんてないんだから、可能性を潰させないで
- 子どものことを1人の人間として信頼してあげて
- いい意味で無関心でいてあげて
ぼくと父のこういった関係はしょーもないと言うか、見ていて気持ちのいいもんじゃないでしょうが、悲しいかなこれが現実です。
父にしてほしくないことばかり言ってしまいましたが、もちろん僕自身も良くないところはめちゃくちゃたくさんあります。
今回のことは自分を棚に上げてまで言いたかったので、心のままに書いてしまいました。
世の中の父親たちは、上に書いたようなことはやめて、子どものための子育てをしてあげてほしいと思います。