どうも、適応障害が原因で会社をクビになったことがあるかずのこです。
先日「今日は社畜祭りだぞ!」というサイトに、僕の実体験をもとにした記事を書かせてもらいました。
適応障害が原因で入社3ヶ月で休職!その後クビになってわかった事|今日は社畜祭りだぞ!
この記事にけっこうな反響があって・・・



という声を見たので需要が少なからずあるんだなーと思いつつ、適応障害のことについても書こうと考えたわけです。
適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。
たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。
引用:http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_adjustment.html
無断欠席は僕もしょっちゅうやりました。
いま「周りが当たり前のようにしていることができない」と悩んでいるなら、それは適応障害が原因かもしれません。
でも、「えっ・・・そんな・・・」と不安になることはありません。自分の特徴がわかれば、自分の得意な環境もわかるからです。
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適応障害は「みんなができていることができない」ことが多い

冒頭で紹介したリンク先でも書きましたが、僕は適応障害が原因で会社をクビになりました。
「会社に毎日通う」というみんなができていることができなかったからです。
他に原因をあげるとキリがないけど、最終的には休みをとれる限度を超えちゃったからクビになった。
なぜそうなってしまったのか?
ルーチンワークすら満足にできず「周りの人に申しわけない」とばかり考えてた

当時は適応障害のことを知らなくて、周りのように当たり前のことができないのは「自分が情けないからだ」と思っていた。
当たり前のことができないというのは比喩でもなんでもなくて、マジでぜんぜん上手くいかない。
新しいことをすれば失敗し、何度も同じことを聞きに行き、ルーチンワークですら時間通りにできない。
失敗するたび優しく注意・指導をしてもらえてたけど、同じ失敗を何度も繰り返す。
そのうち「呆れられているなぁ・・・」とボンヤリうなだれるようになった。
この状態はかなり苦しいよね。
僕の場合は精神的に耐えられなくなって朝動けなくなったからなぁ
適応障害の当事者はわざと失敗してるわけじゃない!

適応障害の人は「普通の人がなんなくこなせること」に苦戦するんですよ。
- ふつうの人ができることに苦戦する
- ことあるごとに失敗して迷惑をかける
- 予定をドタキャンする
- むしろ無断欠席してしまう
でも、これらのことに一番心を痛めているのは張本人なんですよね。
どうしてできないのか悩み、行けなかったことに後悔して精神を常にすり減らしているんです。
周りから見れば「なんだよそれ」かもしれない。
やられた方からすればたまったものじゃないからね。

そう思われていることも適応障害当事者は知ってます。
だから自分のせいだと反省しすぎて自分の首を絞めてるんですよ。
適応障害について僕が医者に言われた言葉
僕はふつうの人がふつうにできることができないことに長年悩まされてきた。
だから適応障害と診断されて納得して安心した。
ああ自分が周りのようにできなかったのは理由があったんだなぁってね。

その先生は患者を否定するクソ医者だったけどこの言葉だけは心に刻まれています。
分かっているんだけど、どうしてもやってしまう・・・って依存症みたいですよね~
適応障害の症状に悩まされない環境で過ごしてたら良くなった

- 行けない
- できない
- 申しわけない
そんなことを考えなくてもよい環境で過ごすようになってから僕の適応障害の症状は軽減されました。
今では自分の得意なことを見つけて集中して打ち込めています。
適応障害の薬は飲めなかったけど、環境を変えてからかなり過ごしやすくなった。
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当たり前のことができないのは適応障害が原因かもよ?
当たり前のことができないってのは本当に苦しいですよね。
自己嫌悪するし、悩んでも悩んでも解決はしない。
適応障害は自己嫌悪によって悪化する負のループ構造をしているんです。
でも、「当たり前のことができない」に長年悩まされてきた人が適応障害と診断されて安心することもある。
知っていればやりようはあるし対策だってできる。
そうやって悩みから解放されていけば本来の自分が見えてくるよ。
