【インタビュー】笑えるセールスマン平手さん②

全4回

  1. 【インタビュー】笑えるセールスマン平手さん
  2. 【インタビュー】笑えるセールスマン平手さん②
  3. 【インタビュー】笑えるセールスマン平手さん③
  4. 【インタビュー】笑えるセールスマン平手さん④

 

笑えるセールスマンの2つの転機① お金に対する執着心

現在の自分に至るまでには2つの転機があったという。

過去をさかのぼっていくと、そこには笑えるセールスマンの笑えない話があった。

 

笑えるセールスマン平手
僕が社会に出たとき、ちょうどバブルがはじけたときだったんですよ。工場勤務だったんですけど、給料がめっっちゃ少なかったです。残業して手取りが16万くらいとか。
かずのこ
す、少なすぎる・・・。残業してそれだけですか!
笑えるセールスマン平手
そうそう。しかもバブルのときの上司のオッサンって、大して実力もないのにお金が入ってくるわけじゃないですか。そこにすごい違和感を感じてたんですよ。
かずのこ
当時は年功序列の恩恵が大きかったんですね。
笑えるセールスマン平手
それで、どうせ安いならやりたいことやろうと思って、6年働いた工場をやめてアパレル販売に転職しました。こっちは働いててとても楽しかったですね!

 

実力がない人がたんまり給料をもらっているのに対して、現場で働いている自分たちは安い賃金で働いていることに違和感を感じた。それが原因で上司との衝突もあり、あまり楽しいとは言えなかったようだ。

どうせ同じ安い給料ならやりたいことをしたい、というのはとても前向きな転換だ。

 

かずのこ
やりたかったってのは営業職のことですか?
笑えるセールスマン平手
服の方ですね。僕お洋服好きなんですよ(笑)

 

お金が足りず生活が回らなくなってしまう

笑えるセールスマン平手
アパレル店員ってのはお店のマネキンなんですね。自分で店の服を買って着ないといけない空気があるんですよ。
かずのこ
そういう暗黙の了解があったんですね。
笑えるセールスマン平手
そうです。服だけでだいたい月に3万から5万円は使ってましたね~。
笑えるセールスマン平手
あとサーフィンが好きで、岐阜県から海のある愛知県に行ってたんですが、スピード違反で捕まっちゃいまして・・・(笑)
かずのこ
あちゃー、サーフィンやりたすぎてスピード出しちゃったんですね!
笑えるセールスマン平手
はい(笑) でね、それの罰金が6万円だったんですよ~。
かずのこ
うっわぁ。
笑えるセールスマン平手
それがかなり痛くて、夜中にバイトを始めました。当時は実家だったからよかったものの、給料安いから回らないですよホント。

 

平手さんは生活費,服代,あと遠距離の恋人と長電話する料金を月16万でやりくりしていたのに、とんでもない大ダメージが来たわけだ。

夜にもバイトを入れないと生活できないというのは辛かっただろうに。その頃は心身ともにボロボロの状態だったようだ。そりゃそうだ。

 

笑えるセールスマン平手
携帯料金ひとつとっても、当時は通話料金が高かったんですよ~。お分かりの通り、僕とってもお喋りですし(笑)

 

「お金で失敗して、お金に対する執着心が芽生えた」

これがひとつの転機だった。

 

 

笑えるセールスマンの2つの転機② 心肺停止

平手さんはどうにかこうにか食いつなぎ、違うアパレル販売会社に勤めた。そこでは給料も福利厚生もしっかりしていたので生活にそこまで困ることはなくなったようだ。

安定した環境で3年半も働いていると、平手さんはアラサーへと近づいていた。

 

笑えるセールスマン平手
30歳にもなって、自分はアパレルやってていいのかな?と思いまして、結局やめましたね。
今思うとそこから「思い立ったら行動」が身についたんだと思います。ノープランでやめちゃったっていう(笑)
かずのこ
そうなんですね~。次にされたことって?
笑えるセールスマン平手
次も営業会社でした。実はそこが超絶ブラック企業でして・・・。
かずのこ
きた、ブラック会社だ・・・!
笑えるセールスマン平手
僕そこは正直に言って、履歴書にも書いてないレベルなんですよ~!
かずのこ
経歴からも消したいレベルって・・・。

 

平手さんはそこで働いたのは2~3ヶ月ほどだが、よっぽどの黒歴史だったようだ。実際のブラック企業ぶりを教えてくれた。

 

笑えないブラック企業時代

笑えるセールスマン平手
テレアポの仕事でしたね~。これはブラック企業あるあるなんですけど、支店長ですら勤続年数が2年くらいしかないんですよ。長く続いてる人がいないんです。
かずのこ
入れ替わりが激しいんですね。
笑えるセールスマン平手
そうなんですよ~!
他には朝礼で行う挨拶なんですけどね。「お疲れ様です!」を略して「オス!!」と言わなきゃいけないんですよ。
かずのこ
(爆笑)
笑えるセールスマン平手
しかもそれ、全力で言わなきゃいけないんですよ。「ゥオォーッス!!!」って感じで。
かずのこ
やばそ~・・・。
笑えるセールスマン平手
その日の目標を大声で発表させられたりもしましたね。「自分今日、絶対1件アポ取りまぁす!!!」みたいに(笑)
僕は体育会系じゃないんで、そういう雰囲気はつらすぎましたね。

 

体育会系の中でも得にヤバイやつだ。

8時始業なのに7時に出勤させられて、そこから終電まで働くといったような業務体系だったようだ。考えるだけで眩暈がする・・・。

 

徐々に身体に出てくる異変

笑えるセールスマン平手
しばらく働きづめの日が続いて、なんでかは分からないですけど気付いたら鎖骨折れてたんですよ。
かずのこ
え、テレアポしてたら鎖骨が折れたんですか。
笑えるセールスマン平手
そう、メッチャ痛かったんですよ(笑) まるで生まれたての小鹿のような歩き方になってましたね。それでも病院には行かせてもらえなかったです。
かずのこ
うわ~・・・骨が折れてもアポを取れ!って感じだったんですか?
笑えるセールスマン平手
そうなんです。電車の中でも痛すぎるし、お金に余裕ないのに飲み会は絶対参加だし・・・もう心が折れましたね。その時初めて仕事をとびました。

 

精神的にも肉体的(骨)にも限界がきて逃げてしまったのだそうな。

むしろ逃げて正解だったと僕は思う。

自分の身体を守るためには逃げたっていいのだ!会社が許さなくても僕が許す!

 

 

実際に心肺停止になった話は次で!

平手さんは入院期の話も詳しく教えてくださいましたが、不謹慎にも面白かった(笑)

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