全3回
- 【インタビュー】双極性障害ブロガーほっしーさん
- 【インタビュー】双極性障害ブロガーほっしーさん②
- 【インタビュー】双極性障害ブロガーほっしーさん③
ほっしーさんがシステムエンジニアだったころ






ほっしーさんによると、エンジニアで残業代を支払われないところはけっこうあるらしい。ヒエッ
ほっしーさんSE研修期のおもひで
ほっしーさんが配属されたのは、支社として立ち上がったばかりの所。
なんでも少数精鋭をうたっていたのだそうで。



ていうか、他がヒドかった!プログラミングを使う会社なのに、新入社員でプログラミングできるのが僕ともうひとりしかいなかったんですよ!




自虐交じりに答えてもらった。ほっしーさんはブログにも書いているが研修期はりきりすぎていたようだ。
そのときのエピソードがとてもおもしろい興味深いので、よければどうぞ。
実家に強制送還! 双極性障害になって休職… そのまま仕事ができなくなったエピソード|双極性男子のあたまのなか
このあと仕事をしていたときの愚痴をポンポン出してきた。
- 圧倒的に人が足りない
- 必死に勉強してきたことと、まったく違うことをやらされた
- アセンブラやべえ
- 効率を求める正確に反することをやる必要があった
- プログラミングやるって言ったのになんでハード面もやらなきゃならねえんだ!
- 暑い中、熱い基盤に汗が落ちて「ジュッ」と音が鳴る

ほっしーさんは当時を思い出していたのか、どこかやるせないような声色をしていた。
一番消耗したのは・・・?
上記のようなたいへんな業務も、ほっしーさんはうつ症状という大きな枷を持ったまま行っていたのだ。その消耗度ときたら計り知れない。





「そのスライド(パワポ)は何でそのように作ろうと思ったの?」って、いやそこどうでもよくね?って思うこともよくあったなぁ。
話を聞く限り、その会社のレビューはいわゆる「ツッコミ所探し」であるように感じる。ほっしーさん自身、一番うつを発祥させた原因じゃないかと思っているようだ。
もしかしたら人格面までいろいろ言われてきたのかもしれないが、ちょっと闇が深くてそこまで聞くことはできなかった。



うつ病生産所として稼働率が最高に良かったですね!
はじめてのしんだん! feat.精神科



僕が同じことをしたとしても、2週間すらがんばれない自信がある。


会社で言われた通りに精神科へ行き、そこで適応障害と診断されて「とりあえず3か月休んで様子を見よう」と言われたそうな。自分と同じだぁ。
ところが・・・

ほっしーさんに学ぶ最強のダイエット法
ほっしーさんは休養期間中のエピソードも聞かせてくれた。








ご飯を食べれないのは相当なレベルだ。食べなければ生きられないのは当たり前なのに、それをめんどくさいと思ってしまうのは重症だと言わざるをえない。
当時はひとり暮らしだったこともあって、満足に用意してあげる人もいなかったのだろう。




さすがの上司もヤバイと気づき、実家に強制送還されることになったそうな。



うつのビフォーアフター


引きこもっているけど社交性があるっていう・・・あ、かずのこさんみたいな感じですね~





些細な話題で盛り上がれるほどには明るい性格だったほっしーさん。うつ症状とは、こんなに社交的な性格を一変させてしまうのか・・・







一番ひどい時でいえば、お釣りの計算ができなかったほどだという。
死のうと思ったことはないけど、普段からそんな危うい感じだった。だから「こいつ死ぬかも」と思われても仕方がない状態だったそうだ。
Before
- 明るい
- 社交性がある
- がんばり屋
- 勉強熱心
↓
After
- 極度に痩せる
- しゃべれない
- 食べれない
- 動けない
- 頭に入らない
なんということでしょう。
明るくて社交性があり、がんばり屋な人がここまで変貌してしまうなんて・・・世も末やね。
実家に強制送還されてからの話



季節や気圧の変化で、体調が左右されやすいのが精神疾患の特徴!
ほかならぬ僕も、季節の変わり目に強くダメージを受けていた。(最近は緩和されてきたけど)
ほっしーさんはこの冬さらに断薬も試していたので、余計にしんどかったんだってさ。
それでもほっしーさんの症状は軽い方らしいよ





症状が軽いからブログを書けるのか
ブログを書いているから症状が軽いのか
卵か先か鶏が先かは分からないけど、ほっしーさんはブログのことを好きになったことで、とても良い効果を得られたのは間違いないのだ。
次はブログを通してほっしーさんがやりたいこと・・・の前に、プライベートでマル秘な質問もしました。