かずのこさんはニートです。そんでもって、結構な割合で家に引きこもっています。
部屋の中から出られない自分を嫌っていた時期もありましたが、今ではそうでもありません。
でもまぁ、なんだかんだいって色々悩んで過ごしてるんでしょ?と思い、安直にインタビューしてみたら・・・意外と色々こじらせておいででした。
ニートかずのこさんに再びインタビュー
前回のインタビューから早くも2回目。
おかげで自分のことを話すのも抵抗なくなってきたとのこと。 良い傾向だ!
じゃあ今回も根掘り葉掘り聞いちゃおう!
世間の目は気にならないの?







部屋が暑いので、常に窓を開けておきたい。けど一日中働きもせず部屋に籠もっているなんて思われたくない。だから最近はリビングに避難しているらしい。
クーラーは電気代がかかるので、ひとりのときは遠慮してつけないそうだ。変なところで節制している。稼ぎがあればそんな悩みは両方一発で解消するんだが、どうやらそう簡単にはいかないらしい。
買い物に出かけるときは人に見られるでしょ?






働いてないけど働いているように振る舞う。そんなの世間体をメチャクチャ気にしてるとしか言えないけど、なけなしのプライドを保ちたいのかも?どちらにしても格好良くないことは明白。社会人としての自分に未練が残っているように見える。
そもそも知らない人に、あたかも自分が社会人であるように振る舞うことのメリットなんてないと思うのだが・・・。
きっとスーパーのレジの人にはバレてるぞ。((あだ名とかつけられてたりして))
ニートだって休日が好き

おもむろに口を開いたかずのこさん。その力強い言葉に圧倒されそうになるも、なぜそう思うのか詳しく聞いてみた。




社会のマイノリティを誇る自分が、大勢の人と同じような過ごし方をすることに安心感を感じる。これほど自虐めいた皮肉はない。引きこもっていても、世間の目は気にしないようにしても、やはり一度は社会にもまれた人間。意識しない方が難しい。
今の彼にとって、社会が垣間見えるのはSNSくらいしかないのだろう。井の中の蛙が大海を知らないように、家の中からSNSを覗いて社会全体を分かったような気でいるのだ。彼の世界はひどくせま苦しい。