全2回
- 【インタビュー】元DQNブロガー雅之さん
- 【インタビュー】元DQNブロガー雅之さん②
あなたにフォーカス!~インタビュー記事作成~
自称聞き上手のかずのこがインタビューを行います!
僕は聞き役の才が困るくらいありすぎて、相手の隠れた良いところ、主張を引き出すことができます。その能力を活かしてインタビュー記事を作っちゃおうという企画でございます。
聞き上手がおくる、あなた自身にフォーカスをあてたインタビュー企画第13弾!
このたびインタビューを依頼してくださったのは、ブログを始めたての雅之さん。
現在は僕と同じ引きこもりをしていらっしゃるということなので、シンパシーを感じているのはヒミツだ。
だけど、ただの引きこもりと侮るなかれ!
雅之さんは「引きこもり」というレッテルに立ち向かっていく発信をする道を選んだのだ。
インタビューのお相手:雅之さん
”元DQNブロガー”という肩書で僕は軽くビビッていた。
『DQN』・・・これほど引きこもりを震え上がらせるワードが存在するだろうか?
ヤンキー(不良)もしくは、軽率そうな者や実際にそうである者、粗暴そうな風貌をしている者や実際に粗暴な者、また、非常識で知識や知能が乏しい者を指すときに用いられる。
2010年の調査では、一般的なインターネットスラングであるとみなされている。Wikipediaより
ヒィッ!それではインタビュー内容へチェケラッ!
インタビュー開始!


実はね、雅之さんとは2度目の通話なんだ。
年明けに深夜の通話相手を募集したら来てくれたのが雅之さん。
今回はインタビューということもあり、(肩書きにびくついていたのもあり)軽く緊張感のあるものとなりました!
なんで”元DQNブロガー”って名乗ったの?




ブログをやってて、自分に書けることが見つからず自信を無くしてしまうって人はたくさんいるんじゃないだろうか?
雅之さんは以前にもブログを運営していたけど、自信を無くして一度辞めてしまっていたそうな。
そんな彼を「自分にも書けることがある」と思わせたプロの仕事はすごい。
けど本当にすごいのは、背中を押されてやる気を出すことができる雅之さん自身だと、かずのこは強く感じるのだった。
雅之さんがDQNと化したキッカケ






定時制の学校は、オタクとDQNが3:7の割合で存在している(想像)
そのなかで野球しているとなれば、DQNとお友達になるのはもはや必然だね!
えっ!あなたガリ勉だったの?



- 中学受験で私立へ
- エレベーター方式で高校に入学
もちろんDQNとはまったく無縁。
雅之さんはある意味エリート街道な進路を歩まされていたようだ。
でもその生き方が本人にとってあっているとは限らず・・・

雅之さんは高校生活に疑問をもって、レールから外れた。
ガリ勉すぎて、これまで友達と言える人がいなかった




自分とは正反対の人間と関わるようになった。
環境の変化という意味では、これ以上ない出来事だ。
DQNと知り合ってからの話



雅之さんとしては、DQNに対して怖いといったような感覚はなく、その人たちと遊ぶ日々は純粋に楽しかったみたい。
元DQNなエピソード、教えてくださいよ~






元DQNとは言いつつも、DQNには染まりたくなかった雅之さん。
楽しいと言っていたのに、なぜ染まりたくなかったのか?
DQNの「つまらない」ところ








もうこいつら・・・めんどくせえなと!
DQNの「めんどくさい」ところ





なるほど、それはDQNを体験した人にしか分からないことだ。
でも、DQNにも良いところがあるらしい。
めんどくさいけど、それがDQNの長所かもしれないと思った





性格が合わないと付き合い続けるのはしんどい。
それでもDQNたちは、雅之さんのことを友達だと認めていた。
そのうえで「友達の輪を乱すな」と言ったのかもしれない。
それは仲間想いからくる言葉だと、雅之さんは感じていた。
DQNにレッテルを貼るのは間違っていたのかもしれない







DQNというだけで、人々の頭の中にはあるイメージが浮かび上がるよね。
でもだからといって、そのイメージをすべてのDQNに勝手に押し付けたりしてない?
DQNだって、「こう見えてコイツめっちゃ母親思いなんすよ」とか言うじゃないか。
引きこもりやニートだってそうだ。
引きこもる理由や、働かない理由は人によって違う。
レッテルを貼って決めつけることは、誰にもできないはずだ。
自分がレッテルを貼ってきたからこそ感じること


実は、自分自身人にレッテルを貼っていたんですよ。自分と合わないと思ったことを否定するというか。


雅之さん自身も人にレッテルを貼っていた。
貼る方と貼られる方、どちらも経験したから、レッテルから解放されることを望んでいるのかもしれない。