どうも、かずのこ(@roomliveman)です!
ぼくの父は心配性です。
引きこもりニートとなってからも「最近どうなんや?」といった心配LINEが毎日のように送られてきました。
心配してくれているのはとてもよく分かる・・・でも余計なお世話だよ!ほっといてくれよ!と
そう思っていたあの頃は、返事に困ってわりと既読無視をきめこんでいました。
ところが今では、そんな父からの心配性LINEは激減しました。むしろまったくと言っていいほど近況を聞いてくることはなくなった。
これはブログを始めたから起こった効果です。
父はぼくが打ち込めるものを見つけたので安心しているんです。
親はやっぱり子どものことが心配なんだな
ただでさえ親は子どものことを気に掛けることが多いのに、ぼくは引きこもりで無職です。心配しない方がおかしいですよね。
息子は今どんなことを思っているのか、どうにか良い方向へと導いてあげられないものか。
そんな風に考えるのは人としておかしくない。むしろ良い親だと思います。
けどその優しさが、引きこもっている心に反抗心を植え付けてしまうのも仕方がない。
事実を突きつけられて平常心でいられるほど、ぼくの心は余裕を持ってはいませんでした。
ブログを始めて数か月、父から心配のLINEが来ることはなくなった
ブログには思っていることをすべて吐き出し続けています。
誰が見てたって関係あるもんかとばかりに、ぐちゃぐちゃな気持ちを書き殴っている。
知り合いや友人が見ているFacebookにもブログのことを開けっ広げにしています。父はそれを読んだのです。
いちいち近況を聞かずともブログを見ればすべて書いてある。悩みも、これからどうしていきたいかも、すべて書いてあります。
父はLINEで近況を聞いてくることはなくなりました。
ぼくはこれまで、近況を聞かれることで焦りと不安感を感じていましたが、それがなくなってから精神的にも安定していくのが分かりました。
人に自分の気持ちを伝えるのって難しいけど、大事
父だけじゃなく、ブログを始めてから色んな人から声がかかりました。
大学時代の友人、先輩、通信高校の級友、共通点を持った出会ったこともない人
ぼくからは何もしていない。ただブログを書き続けただけです。
それなのに、多くの人に見てもらえて声までかけてくださったんだなーと思うと、とても気分が良くなってくるのが分かります。
自分の気持ちが伝われば、人は近づいてきてくれるんですね。
親は説教するつもりじゃなくて、応援しようとしてくれてる
今のこの状況は、引きこもりニートであることは何も変わっていないかもしれない。
でも、精神的に追いつめられて就職しないといけないと焦っているときよりも、よっぽど良い経験をしています。
やっぱりなんだかんだ言ってさ、これができるのも両親のおかげなんだなぁ。
ぼくは生活の不安を抱えることなく、ゆっくりと考えて行動していくための下地を築かせてもらいました。
感謝しないとバチがあたりますね。
今では父も僕の成長の手伝いをしてくれてる

成長っていうか、変化っていうか。
新しく何かできることをしていきたいという想いを、父は尊重してくれています。
提案にも、僕は依然より素直に受け止めていられる。
僕がただ心まで引きこもり続けて、関わりを拒絶していた頃は絶対に受け入れられませんでした。
それこそ反抗期のように、僕のためを思った言葉も突き放していた。子どもですね。
いま、僕ひとりでは何もできないことにも、父が手を差し伸べてくれています。
先日の芸北カフェ巡りもそうです。
きっとこれから父の助けを借りることはあると思います。ずっとあると思う。
遺恨もなく、壁がない親子関係は僕の宝物のひとつかもしれない。
ときには反抗心で染まることもあるかもしれないけど、今こうしてこんなことを書いているということは、心の内にとどめておきたいと思うのです。
引きこもりだろうと普通の家庭だろうと、家庭の遺恨を残すのはとても悲しいことだなと思うんです。
みんなも親に近況を伝えようよ~なんて言う気は毛頭ないですが、お互いが心地よく信頼し合える距離を保つのが良いんじゃないかなと、親に迷惑をかけ続けた僕は思いました。
親子は死ぬまで親子だからね。