まずは何も言わずにこちらの動画をご覧ください。
とてもファンシーでエキセントリックで、そしてユーモア感あふれるステキなPVですよね!(横文字を無駄に並べてみる)
「OK Go」はその個性的で計算されたミュージックビデオ、いわゆるPVが特徴の4人組グループです。
この「Upside Down & Inside Out」は2016年の2月に発表されました。
飛行機で実際に撮影したとのことで、1回の飛行機の落下で無重力空間が27秒作られる現象を利用して作られました。
尋常じゃない努力っぷりが見て取れますよね。
僕は数年前に彼らのミュージックビデオを初めて見たときに、その面白さからあっという間にファンになっていました。
もう大好きなんです!
今回はその魅力を知ってもらいたいと思ったので、たっぷりと紹介します!
メンバーは4人。
[wc_box color=”secondary” text_align=”left”]- ダミアン・クーラッシュ (Damian Kulash) – ボーカル、ギター
- ティム・ノードウィンド (Tim Nordwind) – ベース、ギター、ボーカル
- ダン・コノップカ (Dan Konopka) – ドラム、パーカッション
- アンディ・ロス (Andy Ross) – キーボード、ギター、ボーカル
ミュージックビデオ内では、背の高いダミアンと、髭にグラサンといういで立ちのティムが前に出ることが多いですね。
おでこ広めのあんちゃんがダン、マッチョなハンサムがアンディです。
4人で楽しく遊びながら撮影しているような光景は、見ている人たちをワクワクさせます!
もくじ
OK Goの魅力その1:ミュージックビデオの統一感
今でこそ大掛かりなセットを使用していますが、初期はとてもシンプルなものだったんですよ。
見切れてる見切れてる!(笑)
なんの特殊効果もなく、カメラの前でひたすら変な踊りを踊る4人組。
このビデオで注目すべきは、ビデオ内でカットがないところ。
つまり、最初から最後までワンシーン1発撮りで製作されているということです。
もちろん途中でミスなんかしたら最初からやり直しだし、CGなんてものはまったく使っておりません!
このスタンスは、彼らが人気爆発する以前から変わっていないんですよ!すごくない?
その後のビデオも、様々な特殊効果や小道具、大掛かりな装置を使って、見ている人々を楽しませてきます!
OK Goの魅力その2:息の合った愉快なダンス
彼らが一躍有名になったのは、2ndアルバムに収録された「Here It Goes Again」のルームランナーを使ったビデオ。
8台のルームランナーを巧みに使ってます。これも1発撮りっていうんだからホントすごい!
頭ぶつけそう・・・。
先のビデオもそうですが、このダンスはプロの振り付け師であるダミアンのお姉さんによる指導で作られたそうです。
この陽気な踊りがネットで話題になり、その完成度の高さから人気が出て、ついには07年度グラミー賞最優秀短編ミュージック・ビデオ部門を受賞しました。
軽やかに踊る姿は軽快な曲調とあいまって、見ていて楽しくなってきますよね!
ルームランナーがある公共の場でマネして怒られないように!
OK Goの魅力その3:だんだんとスケールアップしていく芸術的なビデオ
OK Goはミュージックビデオで音楽だけでなく、視覚的に面白さを追求し続け、様々なコンセプトのビデオを作っています。たくさんの人たちや企業の協力があってできる演出がウリ。
僕が特に好きなビデオをいくつかご紹介!
紹介したビデオの他にも、独創的で面白いものはたくさんあります。
Youtubeに公式が載せているので、気になった方は「OK Go」で検索してみてください。
メイキングビデオも含め、すべてのPVがありますよ!
ワンちゃんとコラボ!
ワンちゃん達に見とれてOK Goの4人が目に入ってきませんが、メイキング動画によると124回にわたって撮影し、そのうちから一番出来の良いものを選んだようです。
見ているとついつい口の端が上がってきますね。ワンちゃんも見事に演じきっています!
かわいいので必見!
大掛かりなピタゴラ装置!
まさに圧巻!
音楽に合わせて盛り上がっていくのがとても良いですね。
ポップでカラフルなOK Goらしいビデオです。
これは見たことがある人も多いのではないでしょうか?
同曲にはマーチングバンドとコラボしたバージョンのビデオもあり、そちらも見たえある出来です!
車で爆走=楽器を演奏!
この発想はただごとじゃない。だがそれがいい!
ダミアンの華麗なるドライビングテクをご覧ください。
大人数で空撮アート!
「「「「 オネガイシマース 」」」」
最初に出てくる女性3人はなんとPerfumeです。
このあとPerfumeの方のミュージックビデオに友情出演しちゃったり。
これは千葉県で撮影され、ホンダとコラボしました。
近未来的な乗り物に乗って傘を開いて閉じて、独創的なダンスをしていますね。
最後の大人数チームプレイはすごすぎる!
錯覚を使って家具の宣伝!
上の曲と同じものを使用していますが、こちらは中国の家具会社のCMです。
OK Goの魅力が1分半に凝縮されています。
トリックアートを使った表現も大得意なんですね~!
OK Goは表現の可能性を追求している!
最初はたった4人で撮ったビデオ。
それがどんどんパワーアップして、見る人を飽きさせず楽しませていくものを作っていきました。
僕も初めて知った4,5年ほど前から、いつのまにかここまで大掛かりなものが作れるほどになっていたのかとビックリしています。
でもそれは、OK Goの4人がとても魅力的で、それに惹かれた人たちが集まってきたからできたことなんだと思います。
作っている方もきっと楽しみながらやっていますよね。
なんだかクリエイティブなことしたくなってきたぞ!
彼らにはこれからも見る人を楽しませ、ワクワクさせてくれるミュージックビデオを作っていってほしいと思います!