どうもお久しぶりのかずのこです。
日本中どこにいても蒸し蒸ししてますね。この時期は部屋の中が一番快適なのは間違いありません。
さて、実は8月1日から新生活がスタートしております。
どんなふうにシンプルなのかというと、ズバリ「住み込みで働いてる」というやつですね。
すでに半月くらい経過して今更感ありますけど、せっかくなので検証も兼ねてブログに残しておこうと思います!というわけで・・・
1年のうち24時間以上実家を離れる日は1週間もないほどの引きこもり力(ちから)を持つぼくが、住み込みで働き出したらどうなったのかをレポートしますね!
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もくじ
新生活スタートマイナス1日目にして「辞めたい」
「住み込みで働く」と聞いて、みなさんが想像するのは『千と千尋の神隠し』みたいな旅館じゃないでしょうか?
ぼくが現在働いてるのは率直にいうと、外国人が一斉に宿まりにくる民泊の管理人です。
具体的にどんな仕事があるかというと、こんなかんじ。
- 民泊で使用しているビルで寝泊まりする(個室)
- 予約・スケジュールの管理
- 宿泊料の徴収
- トラブル対応
- 備品の買い出し
- チェックアウトした部屋の掃除(週1日)

いつも呑気に自室でのうのうと暮らしていたぼくには堪え難い仕事量。
更に言えば動画編集の依頼もひっきりなしに来ていたので、起きているあいだ常にスマホの通知に追われ続けるという地獄にさしかかってしまいました。
当然実家から出るわけので
- 自分の部屋が狭くなるし
- ご飯を作ってくれる人もいないし
- 甘えてくるネコがいないし
生活水準もグッと下がりますよね・・・。それがわかっていた引きこもりぼく28歳。
当然のように仕事が始まる1日前には死にそうな顔で「行きたくない・・・」と涙を流してネコを撫でていました。
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初日から大忙しで無事死亡
民泊の管理経験どころか社会人経験すら危ういなか、引っ越したてのぼくを襲ったのは何十通という量のメッセージ対応。
正直勝手がわからないまま任されたのでさっそく死にそうでした。
オーナーさんはその日から出張で不在。電話やLINEですぐに対応してくれるので助ったけどめちゃくちゃしんどかった。
ひとつひとつ対応して、なんとかその日じゅうにしなきゃいけない対応は終了。
もうメシすら作る気力がない中で、高校時代の友人が遊びに駆けつけてくれました!
引越し祝いしてもらえたfoo—!!!🍺🍺🍺 pic.twitter.com/rcn4rvKbs0
— かずのこ 引きこもり動画クリエイター (@roomliveman) August 1, 2019
このときどれだけ心が救われたか・・・
飲んでる最中もメッセージ対応に追われたりしてましたけど、ビールがあれば人生オール問題なし!!!
ごまかしごまかし、初日をなんとか終わらせて「このまま寝ても大丈夫なんかな」と思いながら泥のように眠った。
ここだけの話、前任者がいたんですけどね。その人が最後の方まったく仕事してなかったみたいで、そのツケがぼくに回ってきてたんですよ。そのせいで身に覚えのない失敗の尻拭いをさせられたりもした。ほんとどうかしてる。世界は引きこもりに優しくない。
そして本当の地獄はここからだったんだ・・・
チェックアウト後の部屋の掃除がつらすぎて腰が逝く
いつも掃除で入ってる人が休みのとき、代わりに掃除を担当するのですが
これがひじょうに、ひじょうにキツイ。
慣れないというのもあるけど、急な階段をひたすら上り下りしては腰をかがめて掃除するのがしんどい。もう無理。
筆舌に尽くし難い肉体労働でした。
それうちのシマでは引きこもりに一番させちゃいけない仕事ってこと知ってる?
おかげで腰の筋肉がバーストブレイクしました。ぼくの心も折れました。
次の日に腰を振る予定があったら再起不能になるところでしたね、ええ。
その間ももれなく動画編集の仕事が来ているわけで。
毎日朝から夜の3時まで編集して、メッセージ対応して、好きなことに時間をかける余裕が一切ありませんでした。
本当につらかった。
5分に1回は書き置き残して実家に帰る妄想をしました。
荷物を届けてくれた家族に「目の下のクマがひどい」と言われ、出張から帰ってきたオーナーに「ドラクエで見たことあるような顔してるよ」と言われ・・・
さっき会ったオーナーさんに「顔の形変わってる」とか「目が落ちてドラクエの敵みたいになるんじゃない」とか言われたよ。
誰がくさった死体じゃい!🧟♂️ pic.twitter.com/jl2CsSxpHj
— かずのこ 引きこもり動画クリエイター (@roomliveman) August 7, 2019
しかしそんなクソ忙しい新生活に、光り輝く神アイテムが送られてきたのです・・・!
完全無欠の引きこもり空間、完成
………
控えめにいっても最高じゃな? pic.twitter.com/Vg6Vw2Lj9V
— かずのこ 引きこもり動画クリエイター (@roomliveman) August 8, 2019
そうです!デスクとチェアーが届いたんです!
これで今後は腰をいたわりながら優雅にパソコンをいじいじすることができる!!!!!
ゲームも大画面ですることができる!!!!!
俺は無敵だ!!!!!
実際デスクとチェアーが届いてから、さらにポケットwifiも届いてからというものの、くさった死体のようだったぼくの顔にはみるみる生気が戻りました。
やはり、引きこもりが生き生きと引きこもるには快適なパソコン空間が必要なのです。
不潔な部屋なんてもってのほか。
1日3回くらいは部屋をコンコン鳴らされて外国人が英語でなんか言いにきますが、それすらも余裕で受け流せます。
テキトーに英単語を並べてOKOKサンキュー言っとけばなんとかなるんだよ。出川イングリッシュの取得も夢じゃありません。しっかり誠心誠意の対応はしてるけどね。
まだ働き始めて半月経っていませんが、すでに実家に帰りたいという気持ちは3分の1くらいまで減少しました。
まだ3分の1はあるよ。それでもかなり精神的に楽になりました。
やはり、引きこもりが快適に過ごして前向きになるためには快適なパソコン空間が必要なんですね。(2回目)
検証結果:引きこもりは住み込みで働けるか
答えは・・・否です!
たとえ引きこもることが合っている仕事でも、外部からの接触を避けることはできません。
人と関わるのがしんどい、ひたすらパソコン・スマホに向き合ってたい、、、そんな人にとっては地獄のような労働環境でしょう。
なまじ引きこもる環境を用意されるというのは、精神的に負担でしかありません。
引きこもりでも、引きこもる場所は自分で選びたいというのが本音ですね。
ぼくはなんとかやっていけてるだけなので、いつリタイアするかもわかりません。それだけはわかってほしい。
でさ、つい昨日さ、今の仕事と同じような「管理する仕事」があるって聞いたんだよ。
そちらは宿直室で寝泊まりして、とくに何もしなくてもよくて本当に「いるだけでいい」という仕事で・・・
どうやら稼ぎも今のぼくの仕事の3倍くらいあるんだって・・・って・・・
・・・・・・・・・
自分、クーリングオフいいっすか?
おわり