どうも、かずのこ(@roomliveman)です。
ある日、Facebookでこんな動画がシェアされてきました。
Seanの2分間にお付き合いください
Here’s how I deal with tough times… I send myself love.
わたしには辛い時を乗り越える方法があります。自分に愛を送るのです。
この動画を初めて目にしたとき心に浮かんだのは、「自分もハンデを背負って辛かっただろうに」なんて失礼な言葉じゃなくて「なんて広い心を持っている人なんだろう」でした。
すべての人に愛をもって語り掛ける姿勢が、多くの人に共感と自信を与えていますね。
彼の名はSean Stephenson(ショーン・スティーブンソン)
ショーン・スティーブンソンはセラピストであり、小人症を煩っている身長90cm台の男性です。
日本ではあまり知られていませんが、アメリカではセラピストとして有名です。賢者と呼ばれているようですね。
ショーン・スティーブンソン Sean Stephenson
心理療法士。「セルフ・サボタージュの脱構築術」(著者の表現では「言い訳をやめさせる」)の分野での第一人者。骨形成不全という先天障害を克服してアメリカン・パシフィック大学で臨床催眠療法の博士課程を修了。イリノイ州オークブルック・テラスにクリニックを開設、五輪アスリートからフォーチュン500社のCEOまでの個別カウンセリングを行なうかたわら、世界各国で講演活動を展開している。
実際はかなりの大物で、数多くの講演もしています。
彼にしかできない、彼だからこそ伝えられることを離しているようです。
ショーンの熱意から敬意をもって学びとるべきこと
彼は多くの人がひと目でハンデを持っていると感じる特徴的な身体を持っています。
もちろんそのことでショーン・スティーブンソン氏がどれだけ苦悩し辛い目にあってきたのか、想像だにできません。
しかし、だからこそ彼にしかできないことがある。世の中の人々に自信と愛を知ってもらうセラピストとして、活躍できるんです。
実際海外には、身体的なハンデを負っていながら、講演で精神的な助言をしている人物は多い。なにせ説得力があるからね。
講演の一部を動画で見てください
「でも」が行動を抑制し、言い訳から抜け出せないということを主張している内容の講演です。
動画後半からの「でも」が内容のメインですが、僕は別のことに注目しました。
私の得意分野はただ一つ。
自分でいることです。これはとてもうまくできますし、自分でいることが大好きです。
自分でいることが好きなのは、一生懸命努力しているからです。
楽しそうに見せる努力を一生懸命しているからです。
自分は他の誰にもなれないし、なる必要はない。自分でいることが一番得意に決まってるんだから、一生懸命に努力して生きて、自分でいることを好きになろう。
自分の弱さを人と比べて落ち込んでいる現代人に、必要なスキルかもしれません。
Here’s how I deal with tough times… I send myself love.
自分を嫌いになったり自信がなくなったりするのは、いつだって他人と比べているから。
アドラー心理学でも同じことを言っていますね。
ショーン・スティーブンソンの関連書籍
これ以上ない啓発としても、ショーン・スティーブンソン氏の言葉はとても心に響きます。
グッとくる感覚をもう一度体験したいなら、本を手にとって読むのも良いのではないでしょうか。
上でも紹介したような「でも・・・」で始まる言い訳をなくすための本です。心にスッと入ってくるので自己啓発本としてもオススメです。
こちらはショーン・スティーブンソン以外にも、ダライ・ラマ14世などの世界的著名人6人による「史上最高のセミナー」を書籍化したものです。大物勢ぞろい!
ショーンの2分間を見て何を感じますか?
“ふつうの人”とは違う彼を見て、あなたは何を感じましたか?
ショーンの講演を動画で見たとき、ぼくの中にあった「自分は劣っている」という考えはなくなりました。
優劣じゃなくて、自分に何ができるのかを考えること。
それがショーンの人生を通じて伝えたかったことなのではないでしょうか。