どうも、かずのこです。
あなたは不登校や引きこもりですか?それとも、あなたの身内にそのような人がいて頭を抱えているんでしょうか?
僕は中1でいきなり不登校になりました。現在も引きこもっているので結構なベテランです。
その間に、周りから何度もこう言われてきました。
「なんで学校に行けなくなったんだろうね?」

いま不登校だったり、引きこもりで悩んでいる人・身内にいる人は、よく聞いてください。
どうして「不登校」「引きこもり」になったのかは、深刻に考えないでください。
なぜなら、不登校や引きこもりになる理由は、本人が持つ生まれつきの資質が関係しているからです。
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引きこもりの原因は生まれ育った環境と資質

育っていくなかで身につくものが知識と経験なら、生まれたときから持っている先天的なものが資質です。資質は性格と同じで、簡単には変わりません。
そこで質問。
もし、自分が不登校になったり、引きこもったりすることに長けた資質をもっていたらどうしますか?
不登校も引きこもりも、資質がなければ続かない
僕の友人に、高校生の頃に不登校になったという人がいました。不登校になったキッカケは部活関係だとか。
それでも、1ヵ月もすればまた学校に通い始めたそうです。そこからは一度も不登校にならず、ちゃんと通い続けられました。
僕はその話を聞いて・・・

と奇妙なことを考えてました。
僕は何年も不登校が続いていたのに、なぜ友人は1か月で復帰したのか?
その違いは明らかです。
要するに、家の中でじっとしていることができない人は、そもそも引きこもることに我慢できないんですよ。
じゃあ不登校や引きこもりが長く続いている人は?
・・・引きこもり続けられる資質を持っているからですよね。
「不登校」「引きこもり」に長けた資質
- 同じところでじっとしていることができる
- ひとつのことに集中する
- しんどいと思ったことはやりたくない
- 「引きこもる」という行動ができる
不登校,引きこもりの原因なんて考えたって意味ないよ

不登校の原因や、引きこもった要因は人それぞれ。だけど、そこから抜け出せないというのは完全に資質の問題です。
でもこれは、資質を持っている自分のせいだと決めつけるものでもありません。ある意味しょうがないことでもあるんです。
じっとしていることが我慢できない友人は、学校に通っている方が楽だからすぐに戻った。逆に引きこもり続けられる人は、引きこもることが楽だから。それは生まれたときから環境によって左右されてしまうもの。
人間は楽な方に流れていく生き物ですが、これは生物的にごく当たり前のこと。どっちの方が楽に過ごせるかというだけの問題でしょう。
だから「逃げ」じゃなくて、「戦略的撤退」と呼んでほしい。
引きこもる資質は「強み」にも「弱み」にもなる
引きこもり続けることができるのは「弱み」か?僕はそうは思わない。

そういう時代だったら、外に出れないのは弱みでしかない。でも今は違う。引きこもり続けられることだって「強み」になれる。
生き方も働き方も、多様性が出てきているんですよね。引きこもることが仕事にもなる日がくる。
治験みたいに、普段通り引きこもって過ごせばお金がもらえる時代が早くきてほしいもんですね。
不登校,引きこもりを経験した、僕の資質
僕は小さい頃から鍵っ子で、家で留守番することはまったく苦じゃなかった。家で過ごすことにも1人でいることも慣れっこでした。
引きこもってて飽きることはほとんどない。家で過ごし続ける資質は十分すぎるほどありますね。
また「ストレングス・ファインダー」を使って資質を割り出したら、一番上に出てきたのは「最上志向」。
- 自分ができる得意なこと(平均以上)のことを伸ばすことは好き
- 苦手なことを克服することに興味がない
- 理想が高くて現実のギャップを感じやすい
あ~これは・・・苦手なこと(縛られる環境)で働くのは無理ですね・・・(´Д⊂ヽ
ご家族さんへ 「不登校,引きこもりになった原因」じゃなく、資質を活かす方法を考えよう
引きこもってしまう人を無理やり外に出したところで、その人自身が変わることはそんな簡単じゃない。
僕がそうであったように、心行くまで自由に引きこもったから「なにかしてみよう」と思うこともある。
引きこもりはよくないと決めつけるよりも先に、得意なことを思い切り伸ばしてあげることは考えないの?子育ての基本でしょ?
