遊べば遊ぶほど、うつ症状をやわらげることができるゲーム『SPARX』のプレイレポートその3です。
前回のステージ2おさらい
- 簡単なことでもいいので、行動し続けることが大事
- 雪国で半裸で生活していると活動する気力が失せる
だんだん無気力状態がやわらいできた感じしますね。
SPARXステージ3『気づく』『向き合う』
ガイドお姉さんとの面談スタート!

Q.SPARXを続けたいですか?
A.いいえ。
SPARXのプレイレポート記事はこれにて完結です。
長い間ご愛読ありがとうございました!
~fin~

そんなちょっとした意地悪にもガイドさんは動じずアルカイックスマイルを浮かべて軽くスルー。まったく同じ質問をしてきました。これが大人の対応かよ・・・。
さて、軽く前回の復習をしたあと、この1週間の調子はどうだったかを聞かれました。

自分の気持ちにピッタリ合う顔を選んでください。
おい、この顔前にも見たぞ。ていうかなんで顔で選ばせるんだよ!良い顔も悪い顔もぜんぶ気持ち悪いわ!
今回は手ごわい。ステージが始まる前なのに、早くも戦慄がする。
きたぞSPARXの世界!今回は火山の国だ!
1週間と1日ぶりにSPARXの世界へとやってきました。ああ久しぶりだな、この閉じられた世界観。

次は火山の国ですってよ。熱そう。
やけどしませんように!(祈願)ってあんた、火山やぞ・・・。いや、なんでもありません。
お守りのつもりなのか、BLINCと刻まれた石を授かりました。
そんなこんなで火山の国へ到着。岩肌からはマグマが流れ、とても人が暮らしていけそうな環境ではない。怒りと言う感情を表すのに最適な環境ですね。
火山の国では人間と火の精霊の間でいざこざがあるそうで。そのせいで互いに譲らず、怒りの感情を持っているようです。

翻訳ゆるいよ!なにやってんの!
モヒカン男が世界中飛び回って精霊と人間たちを助けていくウワサなんて・・・
怪しすぎて絶対ねじ曲がって伝わってんぞ。

ところでさっきから気になってたんだコレ。
字面から噴き出しているマグマ・・・いくらこのゲームが教育シミュレーション系だとはいえ、当たったら無傷じゃないでしょ。
そんなわけで、わざとマグマに突っ込んでみることにした。

あっあっあっ・・・

なんか画面が汚されていくよぉ!

BURNT(意味:焦げた、やけどした)
し、死んだ。
と思ったら一瞬でスタート地点に戻されただけでした。本当に焦げただけですんだのかよ・・・
ちなみにBURNTの画面は一瞬しか映らなかったのでスクショできませんでした。はじめは何が起こったのか理解できずにうろたえてたよ。
なので上の画面は2回目のBURNTです。ブログのためならプレイヤーキャラに厳しいかずのこ。
火の精霊は怒っています
しばらく進むと不死鳥のような姿をした火の精霊が待ち構えていました。どうやら怒りの感情で満たされており、すぐにでも襲い掛かってきそうな雰囲気です!

Q.火の鳥に対してどうしますか?
A.戦う
一瞬でBURNTされました。
戦えないじゃん!そんでもってまたもやスタート地点からです。もうやだ。
もうふざけるのはやめてマジメに進めよう。
人間と火の精霊の間にあるいざこざを突き止めるため、争いは避けて相手の意思を聞き入れましょう。お供の希望の鳥さんによると、良い聞き手になるための方法はBLINCが表しているといいます。
BLINCを習得すれば聞き上手になれる!女の子にモテる!!

ふざけたらまたBURNTされそうなのでマジメに考えます。
なんとか聞き出せました。人間が自分たちの聖域まで住み着こうとしているのが許せないとかなんとか。
おまえ都合いいから仲介しろと言われました。そんな~!
でも、どんなときでも人を助けようとする心意気を持ってるかずのこっていいやつだよな。(熱い自画自賛)
落ちてくる岩をどかすミニゲーム

何もしなければ爆発します!助けて!
なに!!爆発するだって!?
それはいけない!私に任せたまえ!

岩(文章付き)を間欠泉の上から取り除く

せっせと岩をどけるかずのこ
この岩・・・!
岩に文章が書いてあるとか、「岩を取り除く」と「問題を取り除く」をかけてるとか・・・
そういうの以前に、狙いすましたかのように間欠泉の上だけに落ちてきやがる!

救ってくれてありがとう!
キミ見てるだけだったよね?
すぐ横にいたのに突っ立って指をくわえて待っていたようです。あんなに助けを求めていたくせに自分では何もしない男。頭の上に岩が落ちてくればよかったのに
火の精霊さんのパズルゲーム
洞窟を抜けると火の精霊さんが3体くらいいて、怒り狂っていました。落ち着いてもらうために、なぜかパズルを解くことに。

文章が繋がるように並べるパズル
ま、パズルといっても所詮こんなもんさ。
外側が決まってボロボロだから、文章読まなくても完成しちゃったからな。パズルならもっとやる気を出してください!

アルファベットが並べられてあるパズル
これだけ解き方がよく分からなかった。とりあえずここで間違えてもBURNTされることはないので、結局総当たりですべてポチポチ押しました。
よくわからないうちに正解押して、よくわからないうちにパズルが終わって、よくわからないうちに力の宝玉(重要アイテム)を手に入れました。

それでいいのか火の精霊。
正直なところ、ミニゲームやってるときに入ってくる比喩表現は頭に入ってこなかったです。だってツッコミの方が先に浮かんでくるんだもん!
というわけで火山の国編は終了。
スーパー復習タイム
感情を制御するには『気付き』、『向き合う』ことが大事
お待ちかねガイドのお姉さんの時間だよ~!
ガイドさんによると、何か嫌なことを言われたり、理不尽な目にあったときに怒るのは当たり前のことだといいます。
時には怒ってもいい。重要なのは、怒りとどう向き合うか。
ときには怒りより動揺の反応の方が濃くなる人もいるようです。僕なんかは完璧そっちだな~。

かずのこが動揺したり傷ついたりしたときに起きる反応
どんなことが怒りや動揺の感情を引き出す引き金(トリガー)になったのか、それを自覚することはとても役に立つそうですよ。それは、何が怒りの感情を引き出すのかが分かっていれば、自分に何が起こっているのかを理解できるから。だからその後の対処も自分で考えることができる。
それができるかどうかは、自分次第。なぜなら自分の感情の責任者は「自分」だから。
なるほど、まっとうなことを言っておられる。
どんな出来事が影響を与えるかに『気付き』、怒りや動揺の感情と『向き合う』。それができたら、自分が置かれている立場を落ち着いて考えることができる。
「いま動揺してるな」と気付くことができたら、いくらでも対処の使用があるということです。
感情をコントロールするスキルの3つのレベル
レベル1:気持ちを別のものに向けるスキル

もしあなたがとても腹を立てたり、傷ついたりしているのがわかったなら、何か別のことをしてみてください。または、他のことで頭をいっぱいにさせてください。
ネガティブなことを考え出すと止まらなくなって、何度も頭の中で響くことがある。とガイドさんはいいます。
これ、ものすごい分かる。嫌なこととか過去の失敗とかを思い出すと、何度も頭のなかでリフレインして抜け出せなくなるんですよね。同じようになる人って結構いるんじゃないでしょうか?
レベル2:止める,音量を小さくするスキル

止める!と考える
役に立たない考えは「止める」
そのまんま頭の中からネガティブな考えをポイっと捨てるイメージだそうです。「紙にネガティブなことを書いてくしゃくしゃに丸めて捨てる」という人もいるそうですよ。なんかおもしろそう。
「音量を小さくする」というのは、頭のなかでリフレインするネガティブ思考を、ツマミを回して音を小さくするイメージです。聞こえる音が小さくなっていくと、それに縛られる力は薄れていきます。
レベル3:向き合うスキル
問題に「向き合う」ことはとっても大事ですよね。
落ち着いて感情を整理するためには、まず相手の話を聞くことも良いそうです。ここでBLINCの出番ですね。
BLINCは人の話を聞く際に役立つ心構えのこと!
- B ⇒ 挑発的に話さない(あまり言いすぎない)
- L ⇒ 話している人を見る
- I ⇒ 興味を持つ(もし興味がなくても、少なくとも興味があるふりをする)
- N ⇒ 話をさえぎらない
- C ⇒ 自分が正しく理解しているか相手に確認する(相手に聞いてみる)
相手の話と考えをしっかり聞けたら、今度はこっちから必要なことを伝えるスキルも必要です。アサーティブと呼ばれているようです。アサーティブは喧嘩じゃなくて、冷静に自分がどう思っているかを伝えられることですね。
BLINCとアサーティブはとても役に立つスキル!習得するのには練習が必要みたいなので、ガイドさんに練習問題を出してもらいましょ!

答えA.
- 行ってもいいです。
- ありがとうございます。でもちょっと忙しくて・・・
- 誘ってくれてありがとうございます。でも、行きません。
- あなたが?私と?冗談でしょう!
わかったかな?
落ち着いた声で毅然と笑顔で話すことをこころがけましょう。ケンカにはならないし相手の言いなりにもならない。
行きたくない理由も、本当は話す必要はないんですよね。
僕もアサーティブを巧みに使いこなしている場面を考えてみました!よければ見本として見てください!
そんなに仲良くもない友人が「明日ヒマ?遊びに行くからお前も来いよ」と言ってきます。
内心は「行きたくねぇ~」と思っていても、感情的に伝えてはダメです。アサーティブにいきましょう!
「誘ってくれたことは嬉しいですが、僕は行きませ「なんで?」」
「いやだから「なんかやることあんの?」」
「理由を言う必要は「やることないなら来いよ」」
うがぁぁぁ!
悪夢しか思い出せない。ぜんぜんアサーティブになってないやんけ。
まとめです
最後に学んだことのまとめとして貰った画面を載せておきます。

学んだことのまとめ
今回のはえらいボリュームたっぷりでしたね。ゲームをプレイして、記事にして、出来上がるまでに3時間はかかりました。書いてるとあっという間だったけど。
こうやって記事にすることが復習になっているんだろうか?少しずつだけど、身についている気がするよ!
遊んでいるだけでうつ病が改善される、認知行動療法を基にしたゲームアプリSPARXは以下からダウンロードすることができます。
一度プレイしたステージは何度でも遊べるので、復習もできますよ!
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