遊べば遊ぶほど、うつ症状をやわらげることができるゲーム『SPARX』のプレイレポートその3です。
- 動揺したり、怒りを感じたりする自分がいることに気付く
- 感情をコントロールする
何度かマグマに飛び込んで、不死鳥にケンカ売って瞬殺されて・・・人間関係に役立つスキルを教えてもらいましたよね。
SPARXステージ4『解決する』
ガイドお姉さんいつもお世話になっております

↑僕もうれしい!!
このタレ目加減が人当たりの良さを表していますよね。もしかして八方美人か?八方美人なのか??
社交辞令もそこそこに、最近の様子はどうか質問をされました。一番はじめにプレイしたときと内容は同じです。この2週間の間どんなことを考えていたか、眠れなかったりしたか・・・ってな具合ですね。

↑出たよこのグラフ
前回に比べてかなり良くなっていることが分かりますね!そろそろ僕の後ろで光源がスタンバってきてるんじゃないかな(※プレイレポートその1参照)
レベル7の時点で再度状態を計るみたいなので、その時には完ぺきになっていればいいな。仏のかずのこになっている可能性・・・なくはない。
前回のおさらい
前回学んだことの復習をガイドさんにしてもらっています。答えを間違えたりもしましたが、責められず優しく教えてくれます。天使・・・。
自分のせいではないことの責任を取るのは、気分を悪化させるだけです。怒っていいのです。でも、すごく腹が立って爆発しそうなら、立ち去ってください。落ち着いたら、戻ってきて対応してください。
僕はつい、なんでも自分に非があると感じるクセがあります。相手の言葉の中に非難があるのか、しっかり判断できたらいいな。
再びBLINCについても教わりました。BLINCは良い聞き手になるための第一歩。
今回の目標
今回のステージ4では、『解決する』スキルを身に着けられるようです。きましたね!本格的に現状打破へと歩を進めてきました。

Gnatsとは、憂うつで悲観的な自動思考を表しています。これはあなたを落ち込ませる考え方です。「自分はひどい負け組だ」とか「自分の人生には全然いいことがない」というような考え方です。
Gnatsとは、「憂うつで悲観的な自動思考(または、無意識のうちに即座に生じる思考)」のこと。
「自分は負け組だ」とか「自分の人生には全然いいことがない」といった思考がこれにあたるようです。めちゃくちゃ身に覚えがありすぎてビビりますね!
そんなGnatsを撃退し、思考の形を変えていくことこそが『解決する』ことにつながっていくのだそうです。
SPARXの世界へ
火山の次は、険しい山の世界
山の国の住人は選択することができず、行動を起こせないでいるということでした。優柔不断なのかな?
行動できないっていったら、ステージ2の氷の国の住人と似ているよね。まぁアイツらは雪国に半裸で過ごすアホだからちょっと違うかもしれないけど。(※プレイレポートその2参照)

↑メンター「Sparksが役に立つでしょう」
お?「Sparks」って、このゲーム名の「SPARX」となんか関連ある?もしかしたら重要なワードかもしれないね!
SPARXの謎が暴かれるのかもしれない。期待!
山しかない山の国へやってきました
山しかないというか、山です。ただの絶壁です。
そんなへんぴな場所に降り立ったかずのこは、Gnatsに襲われている男性を見つけたのでした。

↑Gnatsに襲われている男性(ダウロ)
お前妙にくわしいな?
ダウロは山へ登りたい。でも、二つあるはしごのどちらを登ればいいのか選ぶことができない。つまりダウロは尋常じゃないくらいの優柔不断男であることが分かります。お母さんに服選んでもらってそう。
まぁ仕方ない、いっちょ正義のヒーローであるかずのこ様が助けてやるとしよう。

↑Gnats「ダウロ、お前はなんて役立たずなんだ!諦めろ!」
おまえ喋んのかよ
Gnatsは4体いましたが、4体ともダウロにキツイ言葉を浴びせかけていました。ダウロの心はズタズタだ。ダウロに呼びかけて、心の中のGnatsを取り除いてあげることができました。人助けもラクじゃないぜ・・・。
自分で選択する大切さ
助けたダウロによると、この山を登るには複数あるはしごからひとつを選ぶ必要があるみたいです。どれが正解なのかは分からない。
というわけで2つあるうち左のはしごを登ってみました。杖を持っているのにどうやって登っているのか気になる。

↑正解!右のはしごは途中で途切れてる
はしごを登り切ると、希望の鳥さんが声をかけてきました。
「どちらが正解かは登ってみるまで分からない。でもどっちを選んだとしても、最終的に上まで辿りつけていただろう」
確かにその通りで、間違ったら違う道を選んでみればいいだけのこと。
そうやってはしごを登っていくうちに、間違いのはしごを選んでしまうこともありました。

↑いや~惜しいな!間違いのはしご登っちゃったな~!
だがあえて言いたい。このくらいの段差ならいっそ登ってしまえと。
文句ひとつ言わず、はしごを降りてまた登り直す素直な主人公。なんていじらしい・・・。

↑優れた問題解決にはいくつかのSTEPSがある
登山?断崖絶壁をはしごで登るのが登山?山頂まで向かっていることには変わりないので、黙ってはしごを登る。
登っていく中で、あらかじめヒントがあったりします。
- 離れたところからどれが正解かわかる
- はしごの壊れた破片が落ちている
がむしゃらに選ぶのではなく、その道がどこへ繋がっているかをよく観察することも大事ということでしょうかね。
この比喩力、さすがのSPARXさんだぜぇ。
山頂へ到達しました!
見よ!この絶景を!!

↑絶景・・・・・・・・??
ちょ・・・・・・山頂といったら絶景がセットでついてくるのが常識でしょ!昨今のゲームで山から見える景色が一面の曇り空ってどういうことなんだよ!容量がどうとか本題はそうじゃないとか色々あるのは分かってるけどさ、山を制覇した達成感くらい味あわせてよ!!
お年玉をもらったら中に500円だけ入ってたみたいな微妙な嬉しさなんかいらねえよ!
心に浮かんだ影から目を背け、力の石の回収を始めます。忘れてたけど山頂にあるらしいんだよ。
STEPSを踏んで問題解決を図る
力の石を見つけましたが、岩にめり込んでてびくともしません。筋トレさぼってるから・・・。
ここで、希望の鳥さんが再びSTEPSについて教えてくれます。

↑問題はできる限りハッキリと、具体的に言う
あーまたアレでしょ、イニシャルを繋げてSTEPSって言葉にしたんでしょ。ウン、うまいうまい。女子高生が仲の良い数人の名前でイニシャル使ってグループ名作るのと同じでしょ。やるじゃん。前回のBLINCより覚えやすいよ。ウン。
- S⇒Say what the problem is.「問題は何か言う」
- T⇒Think of solutions.「解決方法を考える」
- E⇒不明
- P⇒Pick one and try it.「1つを選んでやってみる」
- S⇒See what happens.「どうなるのか見てみる」
なぜかEだけ分かりませんでした。え、聞き逃した?それとも鳥さんサボったの?
とりあえずひとつだけ抜けてるのも微妙なので、E⇒Etiquette please「エチケットください」って入れとこ。
そんなこんなで石も回収したのでお家に帰りました。

↑山の国の住人たちは新しいことを試しています。
うん、よかったね。山の国の住人ダウロひとりだけだったけどね・・・。
スーパー復習タイム
解決するスキル
解決するスキルはSTEPSがキーなのだそうで。これは日常の生活にも応用できます。


- 問題解決に飽きてしまった。
- 何をしたらよいのか分からない。
- いま、やってみたいような楽しいことは何も思いつかない。
お姉さん問題出すの好きすぎな!せっかくなので、これを見ているあなたもスクロールする前に考えてみてください。

向き合うスキルはすでにステージ3で習得しているので、それによって分かった問題を分かりやすく正確に理解することはできるはず。それが解決への糸口というわけですな。
このほかにもSTEPSに関する問題を次々と出してきました。今回はホント質問回だったな!

Eについて説明してくれたやん!!
E⇒Examine each solution.「それぞれの解決方法を検討してみる」
だそうです。「エチケットください」とか言ったのバカすぎるでしょ。完壁にスベってるじゃないか!
改めて直すとこういうことになります。
- S⇒Say what the problem is.「問題は何か言う」
- T⇒Think of solutions.「解決方法を考える」
- E⇒Examine each solution.「それぞれの解決方法を検討してみる」
- P⇒Pick one and try it.「1つを選んでやってみる」
- S⇒See what happens.「どうなるのか見てみる」
個人的に一番大切なのは、Pだと思うんですよね。だいたいの人が考えるところまではやってる。でも実際に行動を起こすまでに至らない。
選択肢のなかから正解を選ぶことに躍起になっていて、正解が見えるまで動こうとしないということなんじゃないかなぁ。とりあえず試してみる、それは僕に一番足りないものだったかもしれないですね。
SPARXは、選んで行動し、それがどういった影響を与えるのか。そんな流れを教えてくれたように思います。行動をしなければそれが正解かどうかなんて分からないですよね。そりゃそうだわ。間違っていたらまた別の方法を探せばいい。そうやって自分なりの正解まで何度も繰り返せばいいんです。
短期間で正解へとたどり着くためのライフハックは求めていません。行動できない人が学ぶべきなのは、行動を起こすことそのものです。問題が解決されたかは、行動がどう結果に結びついたかが分からないとどうしようもないですよね。
直面している問題を理解し、解決方法を探してみよう!

人生の課題の解決方法が分かると、自分自身もコントロールできるようになります。
ありがとうガイドさん!僕やるよ!問題解決するよ!!

↑かずのこが直面している問題を記入しました
「がんばってブログの記事を更新し続けているけど、全く収入に結びつかない。」
いや・・・。たしかにそれはすごいあるけどさ、これまでの話の流れでそれはちょっと違うんじゃないかな・・・。もっとこう、先日の野望の会で話したようなコンプレックスをどうにかしたいとかそんな感じでは?
数時間前の僕に蹴りを入れてやりたい。この時の僕は頭の中がお金でいっぱいだったのだろう。
Sparks(スパークス)の正体は
Sparksの正体を最後の最後にガイドさんが教えてくれました。
Gnatsは「憂鬱で悲観的な自動思考(または、無意識のうちに即座に生じる思考)」でした。
SparksはGnatsの反対だそうです。Sparks(スパークス)は前向きで現実的で、より役に立つ考え方のことなんですって!

落ち込んでいるときにスパークスを探し出すのは難しいです。でもだからこそ、スパークスを探してみましょう。
Sparksは身の回りにたくさんあって、好きなことや健康ややすらぎなど、見つけていないだけでたくさんあるらしいですよ!すごいね~!
これらに気付くことでGnatsに負けない心を持てると、そう言われましたよ!
さいごに
いつものまとめページいただきました。

↑ステージ4の振り返り
SPARXは認知行動療法をゲームを通して分かりやすく学べます!
値段だけ見れば高いかもしれませんが、「カウンセリングと同じ効果が見込める」「うつ病の症状が緩和される」と報告があるほどの実力派なので、興味のある方はダウンロードしといて損はありませんよ。
僕も最後までプレイし、勉強のために2週目も遊ぼうと考えています。
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