「1回の配達で2万円あげる」
そんなおいしいエサが目の前にぶら下がっているのに、悠長にひきこもっていられる人間なんているだろうか?
いや、正直にいうとギリギリまで「やっぱめんどくさいな・・・2万円くらいもうええか・・・」と思っていたかずのこです。こんにちは。
用事があっても家から出られない筋金入りのひきこもりのぼくですが、最近金欠気味なのでがんばって配達員のバイトをしてきました。
そう、人と人をつなぐ仕事、配達員です。気分はまるでサム・ポーター・ブリッジズ。
この記事の大まかな内容
- Uber Eats(ウーバーイーツ)の概要
- 配達してみた流れ
- 配達時の注意点
- 完走した感想
もちろん登録した人にもぼくにも入ってくるんで、ぼくを脱引きこもりさせてあげたい人は登録してね!
もくじ
ひきこもりでも始められた『Uber Eats』とは?
2月から広島でもウーバーイーツが始まって、誰でも気軽に配達のバイトができるようになったんですよね。

そのとおり、ウーバーイーツの配達員は「Uber Eats」と書かれたでっけえリュックを背負ってチャリンコこいでる人です。



アプリ経由で飲食店の出前をとることができるサービス。誰でも配達員になることができ、いつでも好きな時間に配達を始めることができる。
配達する流れとしては
- 配達員用アプリを開いて待機
- 配達依頼が来る(拒否も一応できる)
- 飲食店まで荷物を受け取りに行く
- 注文者のところまで配達する
- お金が振り込まれる┗( ・´ー・`)┛コロンビア
こんな感じですね。
大きな特徴として、自分の好きな時間に働けるということが挙げられます。
ひきこもり的にはとてもありがたい話です。
また、誰とも喋らず黙々と自転車をこいでればいいので、わりと快適でしたよ。
知り合いはニンテンドースイッチとポケモンを買うためにやってます。働く理由がおれと同じすぎィ!
全国でも利用できるエリアが広がってきてる
日本でも2016年から東京でスタートしているので、知っている人もいるかもですね。そこから3年以上の時が過ぎて、広島でもスタートしたんですよ〜!遅くね?
しかし日本でもどんどんサービスエリア広がってるし、大学生がフツーに「あ、俺ウーバーイーツやってますwww」って言ってる日もそう遠くないんやろなぁ。え、もうきてんの?
- 東京
- 埼玉
- 千葉
- 神奈川
- 宮城
- 愛知
- 京都
- 大阪
- 兵庫
- 岡山
- 広島
- 香川
- 愛媛
- 福岡
ひきこもりだけどお金に目が眩んで広島ウーバーイーツで配達したレポート

ぼくがひきこもり のくせにウーバーイーツ配達員となった経緯はとてもシンプルなもの。
- 「1回配達したら2万円もらえるらしい」と聞く
- 「いやでも自分ひきこもりですから」と葛藤する
- お金に目が眩んで配達員になる
最終的にものをいうのは金です。金。「脱ひきこもり」を促進させるのは金だからね。
・・・とかいいながら、実際はかなり期限ギリギリまで配達できていませんでした。
2月中に配達しなきゃいけないのに、実際やったの2月29日の夜ですからね。うるう年じゃなかったらアウトやん!!
ものぐさな人は、まずアプリを開くところからです。がんばりましょう。
最初どうしたらいいか分からなかったけど、いくつか動画を見て流れを理解できたらわりとあっさりでした。始める前は見ておくといいよ。
まずは自転車のタイヤに空気を入れるところからだ
実は半年くらい自転車に乗っていなかったので、タイヤの空気がスッカスカでした。
家に空気入れはなく、近くのサイクルショップまで徒歩30分。つらい。
そのせいでギリギリまで配達できなかったのよね・・・。
でも「いい加減やらなきゃ2万円がなくなる!」と思ってがんばって出ました。えらいぞおれ。
空気を入れたらそのまま配達するつもりだったので、デッケエリュックを組み立てて背負って歩きました。
寒空のなか、手袋もせず自転車を押して歩くのはとてもつらかった・・・。
唐突に社会的地位を獲得!
道中、うしろから「にいちゃん!にいちゃん!」と声をかけられました。振り向いてみるとそこには1人のおっちゃんが。
リュックに書かれたウーバーイーツの文字を見て、思わず声をかけたそうです。いきなりのことでビックリしながらも、持ち前の張り付いた笑顔で乗り切りました。
みなさん知っていますか?
→→知らない人から声をかけられる←←
これって社会的地位がとても高い人にしか与えられない名誉なんですよ。
ウーバーイーツのリュックを背負うと、どんなひきこもりも立ちどころに社会人として認められます。
きっと誰もが「あの人は新しい仕事をしている若者だ」と感じることでしょう。
これぞ新時代のライフハックです。ご活用ください。
アプリを開いたものの、何度か拒否をしてしまう
なるべく家から遠いところに行きたくなかったという理由で、近くの飲食店が出てくるのを待つこと30分。
広島ではあまり使っている人がいないのか、19時前なのにほとんど配達依頼がありませんでした。
それに出てくるのは5km以上も離れた場所ばかり。
出来心でつい・・・何度も拒否してしまいました。だって勝手が分からないのに失敗したらしんどいじゃん?
でも5度目くらいで1km先の店が表示された時は、驚きの早さで引き受けボタンを押しましたよ。
このチャンスを逃したら死ぬってくらいの勢いで押しました。人間の反応速度ってすごいね。
初めて行くお店で食べ物を受け取る
行ったことがない場所のお店だったけど、マップで詳しく表示されたから全然大丈夫だったよ。
Googleマップで経路を見ることもできたし、ほんと道が分からないひきこもりに優しいっすわ。
そして緊張しながらも、事前にYouTubeで見た通り「ども〜ウーバーで〜す。」と言いながら入店。
おそらく作ったであろう調理人さんと、かわいい女の子店員が待ち構えておりました。
かわいい女の子店員から手渡しで荷物を受け取るおれ。あったけぇ・・・!
すぐさまデッケエリュックの中に収納。
あんなに大きいリュックなのに、中に入るのは牛丼一杯というギャップがぼくの心をよりあったかくさせました。
お店側も初めて配達を頼んだのかな?ウーバーイーツの仕組みについて軽く聞かれたりしましたが、持ち前の張り付いた笑顔で(略)
配達先は荷物を受け取った後に判明する
ウーバーイーツは配達先が荷物を受け取った後に判明するようになっています。
荷物を受け取った後で、実はめちゃくちゃ遠い場所でしたーなんてこともあるんですよね。
今回は運が良かったのか、お店から1kmほどの場所のお宅でした。
これで10km先とか出たら泣くところだった。
アプリに「外で受け取る」など表示されているので、指定場所に着いたら定型分のメッセージを入れ、受け渡し完了!

ということで無事配達が完了し、2万円のインセンティブをゲットし、Twitterで報告したらたくさんいいねがもらえました!おつおれ!
わあああい!配達完了した!!
店の人も注文した人も優しくてよかった!!
なんなら始まる前から声をかけて応援してくれたお兄さんもおった!!おれを必要としてくれる人がいる😎 pic.twitter.com/NXFStTaTcm
— 28歳ひきこもり🤘28日イベントバー (@roomliveman) February 29, 2020
ウーバーイーツで初めて配達する時にやっておいてよかったこと・注意するべきこと

まだ一度しか配達してないけど、初めて配達する時「これは気をつけんといけんなぁ」と思ったことを書いておきます。
基本的には説明書がないから、YouTubeなどで軽く勉強しておくことをおすすめします。
1.リュックの組み立ては事前に把握しておく
あまりにもリュックがでかいので、たたんだ状態のまま始めちゃおうと思う人もいるはず。
ただ、最初はリュック内部の組み立てが絶対に分からなくなりますよ。
内容によって臨機応変に組み立て方を変える必要もあるからね。できるだけ事前に組み立てておいたほうがいいよ!
2.場合によっては緩衝材を入れる
飲み物などを運ぶ時にこぼれちゃったら大変なので、できるだけリュックの中は敷き詰められるようにする必要があります。
プチプチとか、クラフトペーパーといった緩衝材を使うのがけっこう重要だったりしますね。
Amazonからの配達物なんかに入っている緩衝材がいい感じ。再利用すると低コストに抑えられます。
念のため、常にリュックに入れておきましょう。
3.自転車に乗るときはバッグが傾かないように!
ロードバイクに乗る人は、身体が前傾姿勢になるじゃないですか。
そのときリュックを背中にぴったり付くように背負っていると、リュックがななめに傾いてしまいます。
当然中身も傾くので、小学生の遠足の弁当事件みたいに中身が寄ったりこぼれたりしちゃうわけですね。
実際、ぼくの自転車も前傾姿勢になるタイプだったので、運転中「中でこぼれてるんじゃないか」とヒヤヒヤしてました。
リュックの肩ヒモを調節するなどして、自転車に乗った時にリュックが水平になるようにしよう!
4.安全運転でいこう
依頼人が待っているからと言って焦ったら事故ります。
事故るし、中身もぶちまけられます。
働くことに慣れてないと色々焦るかもしれないけど、最初はゆっくりでも確実に届ける方を優先してくださいね。
5.ボーナス時間に狙って配達しよう!

色んなボーナスがある(アプリ内で確認できる)
当たり前のことなんだけど、ご飯を食べる時間に配達することを心がけようね。
東京ならまだしも、地方だと9時とか15時に配達依頼なんてほとんどこないからね・・・。
また画像を見たらわかるけど「特別ボーナス」が色々あるんで、しっかり確認して狙ってやってった方が効率いいですよ。
なんでもないときに1回だけ配達〜とかだと、400円程度しかもらえないのであんまり稼げないです。
結論:ひきこもり的にウーバーイーツ配達員はアリ?それともナシ?

- 自分の好きなタイミングでできる
- 他の人に注意されたり怒られることがない
- 貴重な運動時間になる
下手に時間で区切られたバイトをしたら、休んじゃったときとてもしんどいですよね。
ウーバーイーツは配達の合間に好きなだけ休めるし、気分が乗らなければ配達しなきゃいいだけなのでストレスはかなり低め。
稼ぎの方も2~3件できたらそれだけで1000円は超えるし、インセンティブも豊富。
ぼくのクーポンコード「OEX9M9」で登録したら初回配達完了で15000円もらえる。
というわけで、とりあえず1回だけやってみて、あとで続けられそうかどうか試すってのもアリやぞ!