MacBook Proを使い続けて1年とちょい経ちます。
それまでWindowsしか使ってこなかった自分も、Macのキーボード配列は非常に使いやすいと感じます。
そんな私がAnkerのウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボードを購入し、実際に使ってみた感想や評価を言います。
率直に申し上げますと、Mac配列に慣れている人は使いにくいです。
下に理由を書いておきます。
主観的な感想なので、参考にするかどうかはお任せします。
【Anker】ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボードの評価
Ankerから発売されているMac対応のキーボードですが、US配列キーボードです。
日本語はローマ字でタイピングできますが、アメリカ基準なので記号などがちょいちょい違う場所にあります。
個人的に「_(アンダーバー)」をよく使うのですが、ウルトラスリムワイヤレスキーボードにはありませんでした。
このように勝手が異なる部分が多いので、このキーボードがMacに対応しているとはいえ慣れるまで時間がかかりそうです。
他にも「合わないな」と感じた理由を挙げていきます。
1.Enterキーが小さい

AnkerのウルトラスリムワイヤレスキーボードはEnterキーが小さいです。
これはUS配列だからなのでしょうが、2回に1度は打ち間違えます。
Enterキーだけじゃなく、「@(アットマーク)」の位置も違ったり。
先ほどの「_(アンダーバー)」にも言えますが、配列が異なるとタイピング速度に直接影響します。これは困る。
ブラインドタッチをする人ほど入力を間違えやすいのではないでしょうか?
2.かな⇄半角英数の切り替えが面倒

Mac配列キーボードを使っていて1番感動したのが、「かな入力と半角英数入力の切り替えのラクさ」です。
スペースキーの両隣にそれぞれのキーがあるので、キーボードを目で確認しなくてもすぐに押せます。
しかしAnkerのウルトラスリムワイヤレスキーボードはUS配列なので、切り替え用のキーがありません。
最初はどこにも切り替え方が書いておらず、Amazonのレビューでようやく判明したほどです。
※「Control」+「スペース」で切り替え
このせいでタイピング速度が下がってしまいました。
3.キーのバネが強い

個人によって好き嫌いがあるとは思いますが、Ankerのウルトラスリムワイヤレスキーボードはキーのバネが強めです。
Mac配列だとあまり反発はしないのですが、Ankerウルトラスリムの方は少しだけ「押す」という感覚を掴まないといけない感じ。
これまで通りサラッと入力していたら、入力できていなかったということがありました。
Ankerウルトラスリムワイヤレスキーボードには良いところもある、が・・・
もちろんAnkerのウルトラスリムワイヤレスキーボードにも良いところはあります。
- 価格が安い(2,000円ほど)
- 軽い(約200g)
- ショートカットキー対応
- 単4電池2本で3ヶ月もつ
- 入力しやすい角度
- Windows,Mac,iOS,Androidに対応
コスパは非常に高いので、キーボードだけ別で用意するならまず選んで損はない・・・のですが。
Mac配列に慣れている私には、どうしても慣れるための時間が必要でした。
さらに1番欲しいところの「かな⇄半角英数の切り替え」にひと手間かかってしまうのが我慢できず、結局使わないという結論に至ったのです。
我慢できなかった
&
冷ややかな目 pic.twitter.com/MHoV43cagB— かずのこ (@roomliveman) 2019年3月13日
結局Apple純正のMagic Keyboardを購入しちゃいました。
Ankerのウルトラスリムワイヤレスキーボードは、Macとまったく同じ使い勝手とは言わないまでもサブのキーボードとしてはなかなか役に立ちます。
主観的な意見ではありましたが、ここまで読んでいただけたならぜひ参考にしてみてください。